中小企業様、小規模事業者(製造業においては常時使用する従業員の数が20人、商業又はサービス業に属する事業を主たる事業として営む者については、5人程度の事業者様)様向けの国の政策に「IT導入補助金」という制度があります。

2019年もこの「IT補助金」が実施されますので、概要をお伝えを致します。

2019年度は「生産性の向上に資するITツール(ソフトウェア、サービス等)を導入する際の対象経費の1/2、最大で450万円が補助される補助金」となっています。
※ハードウェア、ホームページ(コーポレートサイトなどの広告宣伝用のWEBサイト)は対象外です。ECサイト、予約サイトなどは適用の可能性はあります。


補助対象となる事業者

中小企業・小規模事業者など
(飲食、宿泊、卸・小売、運輸、医療、介護、保育などのサービスの他、製造業や建設業なども対象)


IT補助金活用のメリット

  • 高額な業務システムを導入する為に必要なコストを実質1/2で実施することができる
  • IT補助金の活用によりIT導入による業務効率化、生産性向上、売り上アップを期待することができる

2019年IT補助金の特徴

  • 補助金の最大額が450万円(前回2018年は50万円、2017年は100万円)
  • 補助予定件数は約6,000件と昨年の1/10に縮小する見込み(前回2018年は約63,000件)
  • 補助対象が「ホームページ制作」から「業務システム導入」へと変更
  • 「A類型」「B類型」という区分が出来、それぞれに補助額や期間、必要な要件などが異なる

公募受付期間

一次公募 2019年5月27日(月)開始予定

  • A類型:5月27日(月)~6月12日(水)
  • B類型:5月27日(月)~6月28日(金)

二次公募 2019年7月中旬開始予定


採択予定日

  • A類型:6月26日(水)
  • B類型:7月16日(火)

補助上限額/下限額

  • A類型:上限額150万円 / 下限額40万円
  • B類型:上限額450万円 / 下限額150万円

必要となるプロセス数など

  • A類型:2以上かつ、業務プロセスを1つ以上含むこと
  • B類型:5以上かつ、業務プロセスを3つ以上含むこと

その他注意点

  • ITツール(業務システム)を導入するタイミングは、「申請が採択された後」です
  • 採択の通知を受ける前に契約や発注を行った場合、補助金の対象外となってしまいます

ご注意下さい。


IT補助金(2019)導入への流れ

  1. 社内業務の中でどこの部分をシステム化するのかを検討
  2. 販売管理システム、在庫管理システム、勤怠管理システムなど導入するITシステムを決定
  3. IT導入補助金申請お申込み ※弊所にご相談、お問い合わせ下さい

IT補助金申請サポートについて

ご相談、お問い合わせ

導入前のヒアリング(ご希望されるシステムの要件や定義を確認)

ITベンダー、ITツールの選定~決定

申請手続

交付申請手続き

交付決定(採択又は不採択)
採択の場合下記へ

補助事業の開始
ITベンダーへの発注・契約

システムの納品完了

事業実績報告

IT補助金事務局による補助金額の確定

補助金交付の手続き

補助金支給

事業実施効果報告


IT補助金申請サポート費用について

お問い合わせください。
※着手金5万円と採択された場合に交付決定額の15%が目安となります。


補助金を申請した際に「おもてなし規格認証2019」を取得していると、審査の際の加点ポイントになります。
下記のページに「おもてなし規格認証2019」について記載しているので、併せてご確認下さい。